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肥満が乳幼児にもまん延

 【シドニー6日AAP】デイリー・テレグラフ紙が伝えたところによると、肥満の問題を抱える子供たちは増加傾向にあり、シドニーのウエストメッド小児病院にある児童体重管理クリニックでは現在、通院開始までに12カ月待ちの状態だという。

 NSW州で唯一、子供の体重管理を行う同クリニックでは1歳から16歳まで150人の子供たちが通院しており、彼らの体重は平均の2倍あるという。

 ウエストメッド小児病院のシャーレィ・アレクサンダー小児科医は、子供の肥満傾向が1歳という若い年齢にまでみられることにショックを受けている。「1歳の平均体重は10キロなのに彼らの体重は18キロから20キロ。2歳では12キロ程度であるべきなのに25キロの子がいる。私たちの患者は肥満のためにちゃんと歩くことができない、または(トイレで)ふく行為ができない子供たちである」と同医師。

 アレクサンダー医師は以前、肥満の子供たちは地域サービス省の管理下に置かれるべきであると訴えた。

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