政治

新自由党首、独自のETS法案を提出

【メルボルン2日AAP】   自由党のアボット新党首は、来年始めには排出権取引に関する法案を提出し、次の選挙には勝利すると語った。

1日の党首選でわずか1票という僅差でターンブル党首に勝ったアボット氏は、政府に反対する際は、党をまとめることの方が、政府と交渉するよりはむしろ楽なので、そのために全力を尽くすと話した。

アボット新党首は、ターンブル前党首がラッド政権と修正案の合意のために取り組んだ排出権取引計画は、2日、最終的な投票でくつがえされるとの見通しを示し、自由党は「できるだけ早く」独自案を提出すると述べた。

また、次の選挙では有権者を味方につけ、労働党を破ることができると確信しているとも述べた。「Yes we can。もちろん簡単ではありません。しかし、オーストラリア人は負け犬が好きです。彼らは挑戦する人々を尊敬します」。

また、保守的なカトリック信者でもあるアボット氏は、もし首相に選ばれても、妊娠中絶や離婚、避妊、IVF処置などを制限する法律の導入はしないとした。

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