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ホーキング博士死去 豪科学者も追悼

【シドニー14日AAP】  英国で14日に76歳で死去した理論物理学者、スティーブン・ホーキング博士を追悼する声が、オーストラリアからも上がっている。ホーキング博士は宇宙物理学の分野で数多くの研究成果を発表している。21歳だった1963年、筋萎縮性側索硬化症(ALS)と診断された。

 

首都特別地域(ACT)キャンベラ郊外にある、オーストラリア国立大学(ANU)のストロムロ山天文台のブラッド・タッカー博士は、ホーキング博士は宇宙物理学の先導者であっただけでなく、困難に挑んでいくように、他の多くの科学者たちの背中を押してくれたと振り返った。

 

また、ANUの天文・天文物理学研究所所長を務めるコレス教授は、英国のケンブリッジ大学でホーキング博士の下で学んだことがあり、同博士について「偉大な科学者であり、インスピレーションを与えてくれる存在だった」と述べ、博士の死を悼んだ。

 

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