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QLD州、多数のボランティアが準備

【ブリスベン15日AAP】   QLD州の洪水の大規模な復旧作業に、2万2000人以上のボランティアが登録した。

QLD州では、13日にブリスベンが部分的に浸水したほか、州内で86のコミュニティが洪水の影響を受けている。ブリスベン市内の復旧作業は14日に開始され、この週末も続けられる。ニューマン・ブリスベン市長によると、約6000人のボランティアが参加する予定。州全体では「ボランティア・クイーンズランド」にボランティアとして2万2000人以上の登録があり、防衛軍関係者1200人も動員される。

市長は、「復旧には時間がかかるため、レースではなくマラソンのように自分のペースにあわせることに注意してほしい。今週末だけでなく、これから何日間もボランティアの手が必要」と呼びかけた。

ボランティア登録センターは、ドゥームン競馬場、ブーンダル・エンターテイメントセンター、マウント・クート植物園、マクレガー高校の会館に設置されている。

洪水はブリスベンの家屋2万6000戸、うち1万1900戸は完全浸水、1万4700戸は部分的浸水を被った。ロッキーヤーバレーとトゥーウーンバで起きた洪水の中心地グラサムでの捜索活動は、200キロにもおよぶ規模となる。グラサム近郊で女性の遺体が発見され、14日現在の死亡者数は16人となった。行方不明者は53人。

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