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作業中の男性が一酸化炭素中毒死

【メルボルン2日AAP】   メルボルン東部郊外で2日、パン製造所で作業をしていた男性が一酸化炭素中毒で死亡する事故があった。この製造所ではガソリン発電機が使用されていたが、換気が充分でなかったとみられている。

現場はファーンツリー・ガリーにあるパン製造所で2日午前7時ごろ、男性作業員2人が意識不明で倒れているところを発見された。43歳男性は現場に駆けつけた救急隊員によって死亡が確認された。23歳男性は搬送先の病院で治療を受けているが容態は安定している。2人は少なくとも深夜から作業を行っていたとみられている。

警察では、「ガソリン発電機は車と同じで、換気をしなければ一酸化炭素中毒になる危険を伴う」と警告。今回死亡した男性には小学生の息子2人がいると述べ、「父の日だというのに本当に気の毒。遺族は失望している」と話した。

 

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