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今年のアースアワー 生態系保護訴え

【シドニー28日AAP】  世界中で地球温暖化防止と環境保全を目指し消灯する「アースアワー(Earth Hour)」が、3月30日午後8時30分から1時間行われる。シドニー・オペラハウスやハーバーブリッジなどでも、これに合わせて消灯を行う見通しだ。NSW州とQLD州ではコアラが減少するなどしており、生物多様性へのダメージにスポットライトを当てている。

 

気候カウンシルのレスリー・ヒューズ氏は「オーストラリアのユニークな生態系は危険な状態にあり、乾燥した気温が高い気候のため、多くの動物たちが死んでいる」と述べ、アースアワーに参加し、手遅れになる前に気候変動に取り組むことを考えて欲しいと訴えた。

 

オーストラリアのアースアワー参加希望者がウェブサイトから登録を済ませると、国内の政治家に動物保護を訴えるメッセージが送付されるようになっている。今年はNSW 州ダーリング・リバーで大量の魚が死んだほか、QLD州ケアンズでは何千匹ものオオコウモリが大量死した。

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