政治

「ココダから生きて帰れた」 首相謝罪

【シドニー16日AAP】   ラッド連邦首相は、2006年にパプアニューギニアのココダ街道を訪れたことについて「生きて帰ってくることができた」(I survived walking the Kokoda Track)とコメントし、元兵士らから反発を受けた件で、「誤解があったなら謝罪する」と述べた。

ココダ街道は、第二次大戦で日本軍と連合軍が激戦を繰り広げた「ポートモレスビー作戦」の戦地。多くのオーストラリア兵士も参戦したことから、毎年、約3000人のオーストラリア人が現地を訪れ、犠牲になった兵士らの追悼をしている。

今回のラッド首相のコメントに対して、元兵士らは、「馬鹿げたコメントだ」、「何とも安っぽい行為」と非難した。

これに対してラッド首相は、「毎年多くのオーストラリア人がそうしているように、ココダ街道を歩いて“何事もなく”帰ってくることができた、というだけの意味だった。誤解があったなら謝罪したい」と述べた。

ラッド首相は、2006年に現在の影の財相であるジョー・ホッキー氏とテレビホストのデービッド・コーチ氏と共にココダ街道を訪問した。

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