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NSW州インフル流行 ピーク過ぎたか

【シドニー2日AAP】  NSW州の保健当局は、7月28日までの一週間に報告されたインフルエンザの感染者数が5,509人と、前週の6,148人から減少したことを受け、同州では今シーズンのインフルエンザ流行がピークを過ぎ、峠を越したとの見方を示した。

 

また、7月28日までの一週間でインフルエンザの感染による死者は16人増加し、年間の死者総数は106人となっている。新たな報告があった16人はすべて65歳以上の高齢者だ。また、今年の死者は昨年の2倍以上だが、2017年の559人は下回っている。

 

NSW州保健当局のシェパード博士は「今年の冬も残すところ数週間となり、インフルエンザの活動は弱まってきているが、完全には終息していないので、引き続き簡単な予防は行って欲しい」と述べた。

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