国際

香港デモ支持集会 国内で続く

【シドニー18日AAP】   16および17日に続き、香港の民主化デモを支持する集会が国内各地で行われた。

18日、シドニーで行われたデモ活動にはおよそ500人が参加した。参加者の1人は、「香港に住む友人家族に伝えたい。いつか、オーストラリア同様の権利が香港で得られますように」と話した。参加者の多くが顔を覆い、認識できないようにしていた。

メルボルンとシドニーで行われた集会で、これまでに香港支持派と中国支持派がしばしば衝突した。アデレードのランドル・モールで行われた集会には、香港支持者およそ100人が参加。少数の中国支持者と対面した。中国支持派の1人は、「民主化デモの参加者はテロリストのようだ。“自由”に誤った考えを抱いている」と話した。

1997年の英国から中国への返還以降、香港は最大の政治危機に瀕している。中国政府が計画する香港人容疑者の本土移送を巡って4月に開始したデモは、規模を拡大して香港のキャリー・ラム行政長官の辞任も求めている。

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