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シドニートレイン 車両不具合で大混乱

【シドニー23日AAP】  シドニー・トレインズのT1ノースショア・ラインで23日午前5時半ごろ、電車車両上部のハッチが開いたままとなっているのが見つかった。シドニー・トレインズはハッチを修復するため1,500ボルトの電流を一時停止したことから、通勤ラッシュにも大きな影響が出た。

 

シドニー・トレインズはハッチが開いた原因について、強風か折れた枝が落下した可能性があるとの見方を示している。また、電流の流れを停止するスイッチは1920年~30年代に取り付けられた非常に古いもので、職員はトンネル内にとりつけられたスイッチまで歩いて行って停止したと説明した。

 

シドニー・トレインズのコリンズCEOは、たった一両の列車の不具合がネットワーク全体をストップさせてしまう点は現行システムの欠陥と指摘。「鉄道整備への投資がこのようなこのような問題の解決につながるよう努力している」と述べた。影響は終日続くとみられ、代行バスも運行する。

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