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シドニーのホームレス 避難所入居が急増

【シドニー24日AAP】  シドニー市が今月6日に実施した調査によると、市内のホームレスの数は現在244人となり、前年同月比で9%減少したことが明らかになった。一方、ホームレスを保護する一時的な避難所への入居者数は592人と同20%増となり、定員620人が目前となっている。

 

NSW州のワード・コミュニティ相は、ホームレスの数が減少しているのは喜ばしいとして支援チームが大きく貢献していると称える一方、「州全体でホームレスは依然として課題のままというのが現実だ」と述べ、今後さらに対策を講じる必要があるとの見方を示した。

 

また、シドニー市のムーア市長は長期の居住が可能で家賃が手頃な住宅を供給しなければ、ホームレスの数は減らないとの見通しを示した上で、シドニーを金持ちだけが住める場所ではなく、多様なコミュニティーを受け入れる場所にするため、それに応じた多様な住宅を供給する必要があるとの考えを示した。

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