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女性に警告 心臓病に注意!

【シドニー30日AAP】   女性のほうが男性より身体のことに気を配っているというが一般的だが、いざ「心臓」のことになると、男性より女性のほうが適切なケアを怠っていることが関係機関によって指摘された。

心臓病協会によると、心臓病で病院に搬送される年間の患者数は、男性が3万6000人、女性が1万9000人。しかし、年間の心臓病による死亡者数をみると、男性は4700人で女性は4500人となり、男女の差がぐっと縮まる。

この理由について同協会は、女性は2回目の心臓発作で死亡する確率が男性よりかなり高いからだとした。「女性は最初の発作の後、急いで病院を後にするが、その後のケアを怠るケースが多い」と広報担当。

心臓病協会によると、現在、心臓病の女性患者で6ー8週間のリハビリ・プログラムを終了する人の数はわずか4分の1。同協会では、45歳以上の女性はぜひ医者に相談して、心臓の検査を受けてほしいと訴えている。

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