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MH17 戦闘のため遺体の収容進まず

【キャンベラ30日QAAP】  マレーシア航空機MH17の墜落現場に向かったオーストラリアとオランダの調査団200人が現地に到着して4日目を迎えたが、依然として足止めの状態が続いていると、オーストラリア連邦警察(AFP)が声明で明らかにした。現地の保安確保のための折衝が続いている。

これまで数度にわたる試みは、ウクライナ政府と親ロシア派による銃撃や砲撃によって妨害されたり、中止になっている。アボット首相は、被害者の遺体と遺留品を回収することが最優先だとして、欧米がロシアに制裁を強化させているが、オーストラリアとしてはこれに今すぐ倣う予定はないという意向を示した。

また先ごろ、シドニー在住の男が親ロシア派をサポートするためにウクライナの戦闘区域へ入ったことを受け、同様な行動は「犯罪であり、帰国すれば逮捕、投獄されるだろう」「ゲリラやジハード主義には決して関わってはならない」と呼びかけた。

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