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山で女性遭難 苔を防寒着にして助かる

【メルボルン13日AAP】  VIC州の森林地帯で遭難した後、12日に無事発見されたドイツ人の女性が、衣服の下に苔を詰め込んで小川の水を飲みながら5日間過ごし、生き延びたことが分かった。

41歳のベロニク・バイアンケンツさんは仏教施設に滞在していたが、散歩に出かけた際に道に迷い5日間を山中で過ごしたとみられている。捜索していた警察が同州ギップスランド東のバカン近くでベロニクさんを発見した。

ベロニクさんは苔を衣類の中に詰めて防寒対策をしたり、暑さ対策には泥を体に塗り、枝やワラビなどで日除けを作ってしのいだと話しているという。ベロニクさんが滞在していた仏教施設は、11日までベロニクさんについて警察に通報していなかった。

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