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親呼び寄せビザ 料金引き上げ求める

【キャンベラ12日AAP】   生産性委員会は、オーストラリアに高齢の両親の呼び寄せを希望する家族に対し、より高額の査証料金を課すよう求めている。

移民受け入れに関する最終報告の中で、高齢の親は税金の支払いや労働社会に加わる可能性は低いが、保健や社会保障制度など国の負担が大きいと考えられた。生産性委員会は報告を受けて、両親呼び寄せビザの料金を大幅に引き上げるよう連邦政府に求めた。さらに、料金の低い呼び寄せビザの資格も、特別な状況に限るよう推奨している。

委員会は、2015/16年度の同ビザ保持者の累積生涯コストを33万5000ドルから41万ドルと見積もった。年間で受入れられる8700人が生涯に必要な支援に対する、オーストラリア社会の純負担額は、26億ドルから32億ドルと見積もられた。

委員会はまた、裕福な移民向けの特別投資ビザについて、「経済効果は小さく、ビザ保持者と資産運用業者が主に利益を獲得する」と述べ、廃止も考慮されるべきだとした。 

無所属のデイビッド・リヨンヘルム上院議員は、難民を除く移民19万人から年間90億ドルが得られるとして、ビザ料金の一括払いを提案している。

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