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20年の気候 山火事に始まり大雨で終わる

【ACT1日】  オーストラリアの2020年の気候は、それまで数年間にわたって幅広い範囲で干ばつに見舞われたのに対し、気温は低く雨量は多かったことが分かった。ただ、歴史的にみると気温は依然として高く、雨量も全国的にみるとそれほど多くなかった。

 

2020年のシドニーの貯水量は昨年1月、44.9%と過去5年間で最低水準だったが、2月と7月にまとまった雨が降り93.7%に上昇した。2021年はさらに、昨年初めと比べて雨量も多く、作物にとっても良い天候となりそうだ。穀物類は記録的な収穫量が予想されており、貯水量も増加している。

 

2020年の気温は、1961年~1990年の平均を1.15度上回った一方、2019年の平均は下回った。夜間の気温についても、過去4番目となる記録的な高さとなった。ただ、最高気温は過去8番目となる高さだったが、近年の記録と比べるとそこまで極端な上昇はみられなかった。

 

ソース:abc.com.au-2020 Weather: The year that dawned in fire and ended in flood

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