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コロナ検査キットの転売 価格高騰で罰則化に

【キャンベラ8日】   コロナ検査キットの転売価格が高騰している社会問題を受けて、グレッグ・ハント連邦保健相は8日から新規制が施行され、罰則化されることを発表した。

 

新規制は少なくとも2月17日まで施行される予定で、コロナ検査キットを元値よりも120パーセント増の価格で転売する場合が対象になり、違反者は最大5年の禁固刑や最大6万6600ドルの罰金が科せられることになる。また、免除者以外が抗原検査(RAT)キットを海外へ輸出する場合も罰則の対象となる。

 

連邦政府はまた、薬局セクターや大手小売業社の抗原検査キットの在庫の抱え込みを防止し、購入者の購買数を制限するように働きかけているという。

 

現在、政府系列の検査クリニックでは、コロナウイルス感染の可能性がある人へのPCRとRAT検査は無料で行っているが、国内全土で感染者数が爆発的に増加しているにも関わらず、検査場の数が足りていないことから、新規制の導入となった。

 

ソース : news.com.au – Jail penalties, $66K fines now in force for price gouging on rapid Covid tests

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