生活

コロナ患者急増 病院で関連規制を再導入

【NSW15日】  NSW州の病院は、州内で新型コロナウイルスの感染が再び拡大していることを受けて、関連規制を再導入する見通しであることが分かった。病院内への訪問者数を制限するほか、発熱の有無など健康観察を実施するとみられる。病院のスタッフには、N95マスク着用やゴーグルの着用が義務付けられる。

 

連邦政府のアルバニージ首相は、ここ数週間で感染者数が急増していることを受けて、18日に各州の首相を集め、緊急の閣議委員会を開くことを決めた。一方、連邦のバトラー保健相は、病欠したカジュアルワーカーに支払われている750ドルの補助金を、医療機関によるアドバイスに基づいたものでない場合はこれを支払わないことを決定した。

 

14日の時点で、全国の新型コロナ感染による入院者数は約4,300人となっており、バトラー保健相は向こう4~6週間でこの数はさらに伸びるとの見方を示している。新型コロナ感染による死者は、週当たり約300人に達しており、この数も感染者数増加とともに増えることが予想される。

 

新たな感染者は、ほとんどが新型コロナの変異株のBA.4とBA.5に感染しており、これらは他の変異株より感染力が高く、ワクチンが効果を示さない場合もあるという。

 

ソース:news.com.au-New South Wales hospitals to bring back some Covid measures

 

 

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら