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熱波のシドニー・マラソン 体調不良多数

【NSW17日】   シドニーで17日、最高気温が32度に達する中でシドニー・マラソンが開催された。40人が医療手当を必要とし、26人が病院に搬送された。7人は重篤な状態だ。

男子はモロッコのオスマン・エル・ゴウムリ選手が2時間8分20秒で優勝した。オーストラリア勢は、キャンベラのブレット・ロビンソン選手が2時間23分4秒で9位に入った。

女子は、元ケニアで現在米国のベッツィー・サイナ選手が2時間26分47秒で優勝。オーストラリアのシネイド・ダイバー選手はけがを抱えるとされつつ、2時間31分27秒で8位に入った。

大会側は、ドリンク・ステーションの数を増やし、コースの真ん中に3つの氷ステーションを設けて選手らを暑さから守った。ウェイン・ラーデン責任者は「地方消防サービス(RFS)および気象局(BOM)を含む関係当局と連携し、最高の安全基準を満たすよう取り組む」と話した。

NSW州保健局は、ここ最近ぜんそく発作が増加しているとして、「日中は屋外活動を最小限にしてこまめに水分をとり、体温の上昇や脱水症状を防ぐことが大切だ」「早い時間からブラインドやカーテンを閉め、エアコンの無い場合は扇風機を使い、濡れタオルなどで体を冷やすこと」と注意喚起を呼び掛けた。

ソース:news.com.au- Massive toilet queues under Harbour Bridge as Sydney Marathon kicks off in brutal heatwave

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