生活

若者は支出控え、ベビーブーマーは快適な生活

【ACT21日】   コムバンク iQが行った最新の調査によると、生活費上昇の影響は若い世代が最も受けている。65歳以上のベビーブーム世代はより快適に暮らし、レジャーの支出も増えている。

25~29歳は、他のどの世代よりも支出を削減している。初めて親の家を出る人が多いこの世代は、家賃の圧迫が大きい。12か月で支出は5.1パーセント減少しており、インフレを考慮すると10パーセント以上の減少だ。家財の購入は17パーセント、衣料品も13パーセント、小売サービスも9パーセント減少した。必需品の購入ですら3.7パーセント減っている。25~29歳の出費で唯一増えたのは、エンターテインメントの13パーセント。

一方、住宅ローンの返済が終わった65歳以上の支出は過去12か月で6パーセントした。特に旅行は17パーセント上昇、人気のクルーズは55パーセント上昇した。

手頃なレジャーとして、映画館の支出は全体で31パーセント伸びた。W杯女子のマチルダスの貢献、オーストラリアを訪問する海外ミュージシャンも手伝って、チケットの売り上げも18パーセント伸びた。

地域別では、SA州は2.9パーセント、WA州は2.5パーセントそれぞれ支出が延びたが、家賃による生活費上昇の影響が大きいメルボルンとシドニーでは、0.6パーセントの上昇に留まった。

ソース: news.com.au – Boomers increase spending amid cost of living crisis as young Aussies cut back

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