【NSW17日】 NSW州政府系機関で建造物の監視を行うビルディング・コミッションNSWは17日、マッコーリー・パークのハリファックス・ストリートに建設された集合住宅について、「倒壊の恐れ」があるとして、デベロッパーのグリーンランド・オーストラリアに対し、速やかに修繕を行うよう命令した。
ビルディング・コミッションNSWによると、対象となるのは900戸が入居する集合住宅で、地下と地階の間、6階、11階、17階、22階、31階に大きな欠陥やコンクリートの劣化がみられ、建物の一部もしくは全体が倒壊する恐れがあるという。
ビルディング・コミッションNSWと共同で命令を発令した、ビルディング・コミッショナー補佐代理のプレス氏は、「コンクリート板と梁が建物を十分支えることができる」ようにするための工事を実施するよう求めている。
さらに、命令書には指摘に応じないことは刑事犯罪にあたると明記されており、デベロッパーであるグリーンランド・シドニーは欠陥を修正するために指定された期間内に一連の工事を行うよう命じられている。さらに、同デベロッパーが12月に示されたプレス氏による命令の草案に対し、異議を唱えなかったことも明らかにしている。
ソース:news.com.au-900-home Sydney apartment block “at threat of collapse”
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