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サイクロン接近 QLDとNSWで8万戸超が停電

【QLD7日】  気象局によると、カテゴリー2のサイクロン、アルフレッドは8日午前、モートン島を通過後、ヌーサ(Noosa)からビーンリー(Beenleigh)の間を通って本土に上陸する見通しだ。

サイクロンは8日朝にブリスベン北東50キロメートルのモートン島を通過し、午前10時ごろに本土に上陸する見込みだ。その後、勢力をカテゴリー1に弱めて、ヌーサとビーンリーを横断するとみられている。

アルフレッドが接近する中、QLD州南東部のゴールドコースト、レッドランドシティ、シーニックリム地方では、7日午前11時の時点で4万1,184世帯が停電している。電力会社エナ―ジェックスによると、停電の大部分は電線や変電所への瓦礫の落下が原因だという。復旧作業は段階的に行われているが、ゴールドコーストやモートンベイではサイクロンが通過するまで作業を停止している。

また、NSW州ではツイードヘッド(Tweed Head)やヤンバ(Yamba)で4万3,000世帯が停電となっていることが、エッセンシャル・エナジーの報告から分かっている。作業員の安全を確保するため、復旧までには数日かかる可能性があるとしている。

QLD州では7日、学校1,049校と保育所2,081か所がサイクロンの影響を考慮し休校や閉鎖となった。また、泳いだりカヤックで流された人の救助活動が11回行われたことを受け、QLD州警察のチェレピー副コミッショナーは、「今、サーフィンをしている場合ではありません」と述べ、危険な行為を控えるよう呼びかけた。

また、電気技師協会のレイモンドCEOは、厳しい天候の中で電気作業を行うのは非常に危険と警告。さらに発電機を使用する際、屋内ではガス中毒の危険があるとし、屋外の換気が良好で防御された場所で使用するよう忠告した。

 

ソース:news.com.au-Power out for 84,000+ people, almost 1m of rain dumped across east coast as Tropical Cyclone Alfred barrels towards mainland

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