【WA3日】 パース北部にあるワナルー市議会が、公園で犬のフンを飼い主に拾わせるため、250万豪ドルを投じてフン袋ディスペンサーを設置することを決めた。
市議会によると、住民は年間約300万枚のフン袋を使用しており、公衆衛生の改善を目的にサービスを拡充する。現在81カ所の公園にディスペンサーが設置されているが、今後5年間で486カ所へと拡大される予定だ。市民や職員からのフィードバックでは、このディスペンサーは「使いやすく、耐久性があり、コスト効率が高く、破損やいたずらも減少させている」と評価されている。
計画では、パース北部のオフリードエリアやドッグビーチ、利用頻度の高い公園に、507基のフン袋ディスペンサーとごみ箱を追加設置するために追加の人員と資源が必要となる。報告書は、この取り組みが住民の期待に沿い、公園の快適さと衛生の両面を改善するとしている。
リンダ・エイトケン市長は「最も多く寄せられる苦情のひとつが、公園にフン袋がないために犬のフンが放置されていることだ」と述べた。さらに、「とてもワクワクしている。市民は当然のこととして受け止めるかもしれないが、今後はごみ箱に自動的にフン袋が備え付けられるので、探し回る必要がなくなる」と話している。
ソース:news.com.au – Aussie council’s $2.5m dog poo bill to encourage residents pick up their pet’s mess
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