国際

アフリカ系難民の幼児死亡ー移民局の難民管理体制に疑問

シドニー29日ー鎌型赤血球性貧血を患ったケニア出身のリチャード・ニヨンサバくん(2歳)を連れた難民家族は、11月にアフリカの難民キャンプを離れ、リチャードくんの治療のためオーストラリアへ渡った。しかし、オーストラリアに到着後24時間以内にリチャードくんの死亡が確認され、移民局はこの件に関して、難民の管理体制の甘さを指摘されている。

移民局はオーストラリア・ラングエッジ・センター(ACL)と、同難民家族の管理に関して契約を交わしていた。しかし、同センターは29日、同難民家族の担当者はリチャードくんの病状を知らなかったと報告している。担当者が同難民家族のユニットを去ったあと、18時間後にリチャードくんは痙攣を起こした。リチャードくんの父親は、緊急時に「000」をダイヤルするように教えられていたが、英語が話せなかったからか、あるいは電話のかけ方を知らなかったため、救助を呼ぶことができなかった。父親が近隣の人に助けを求めたときには、リチャードくんは既に死亡していた。

ルワンダ・ブルンジ協会のメンバー、フレドリック・ナボヤさんは、「我々の社会では読み書きができないのは普通です。大都市に訪れたこともありません。ですからシドニーに来ること自体が彼らにはショックなことなのです。」と、政府によるアフリカ系難民に対するサポートやケアが不十分であり、24時間体制のサポートが望まれると語った。

移民局は29日、同家族に対し慈悲の意を表明したものの、詳細についてコメントはできないと語った。

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