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食品神話崩れる -低脂肪食品を食べても痩せれない

アデレイド 31日 -オーストラリア消費者機関の最新の報告によると、長らく信じられてきた食品神話の幾つかは、偽りだった事が発見された。

低脂肪食品と表示された食品は必ずしも脂肪分が少ないわけではなく、ラズベリーヨーグルトにラズベリーが含まれていない事もある。ほうれん草は鉄分を補給したいときに食べると良いとされてきたが、これも誤解。

無脂肪食品を食べれば痩せるわけではなく、無脂肪と表示されてあってもカロリーが高ければ、体重減少には役立たない。大豆からできたチップスはポテトチップスより健康的に聞こえるかもしれないが、植物油で揚げてあれば、大豆チップスにもポテトチップスと同等の脂肪分が含まれている。

ほうれん草は繊維、葉酸、そしてビタミンCの補給源として最適だが、ほうれん草に多く含まれる鉄分の多くは、同じくほうれん草に含まれるシュウ酸の働きによって身体に吸収されにくくなり、鉄分補給源としては適していない。

有機栽培食品は健康的に聞こえるかもしれないが、栄養学的に、これを証明する事実は存在しない。また、有機栽培食品が他の食品よりも美味しいと証明する事実も無い。

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