国際

中国人家族、ソロモンの恐怖から避難

ブリスベン 20 - ソロモン諸島の首都ホニアラ在住の中国人家族を含む26人が20日夜、暴動と略奪で荒れているソロモン諸島からブリズベンへ避難した。 同26人はオーストラリアが行っているソロモンへの地域援助活動(RA
MSI)に参加している人々とその家族。

ピーター・サングさんはその1人で奥さんと4歳の息子と一緒に避難した。ホニアラでサングさんの経営するジェネラルストアーは、暴動後の略奪の標的の1つとされ、サングさん一家の命は危機にさらされていた。「私の店の隣の建物は既に焼け倒され、全てが略奪の標的とされた。消防車も救助隊もなにも無い状態だ。街の中はめちゃくちゃになっている。」とサングさんはブリスベン空港で語った。

火曜日(18日)にソロモンで勃発した暴動は、同国の新首相にスニィ・リニ氏が選ばれたことが原因で始まった。攻撃の主な標的となっているのは、選挙を操ったと疑惑がもたれている中国人や台湾人。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら