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金鉱労働者、遂に救出!2週間ぶりの帰還に歓喜の声

ビーコンズフィールド9日ータスマニア州ビーコンズフィールド金鉱で425日に発生した落石事故以来、地下約1キロ下に閉じ込められていた金鉱労働者のトッド・ラッセルさんとブラント・ウェブさんが遂に地下から救出され、2週間ぶりに地上の空気を味わった。

ラッセルさんは9日朝447分、ウェブさんは同日朝454分に救出された。金鉱用のヘルメットを被った状態で立坑のリフトから現れた2人は、待ち受けていた家族や歓喜に沸く周囲の人々と抱き合った。また、家族や同僚たちと抱き合いながら、名刺を配った。その名刺には、「私たちや家族を助け、サポートしてくれた全ての皆さんに感謝したい。皆さんと握手できることを楽しみにしています。この感謝の気持ちは言葉に出来ません。」という内容が書かれており、2人のサインもされていた。

救助担当者のレックス・ジョンソン氏は、「救助は最終段階に近づくにつれ、問題は少なくなっていったが、リスクを負わないように慎重に行った。」と語った。ラッセルさんとウェブさんは、ローンセストンで9日執り行われるラリー・ナイトさんの葬儀に出席する予定。ナイトさんは、同落石事故で死亡した金鉱労働者の一人。また、ジョン・ハワード首相は、ウェスタマーバリー・イーザー市長に電話で連絡をし、教授活動に携わった全ての人を称えた。

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