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NSW州、刺傷、暴行事件続発、巡回する警官の必要性増す

シドニー16日ーNSW州野党は、同州各地のストリートで週末、刺傷事件や武器を使用した暴行行為が多発したことを受け、NSW州政府は、ストリートを巡回する警官の数を増やすべきだとした。

 

アイルランド人観光客と韓国人男性を含む3名が、シドニーとサウスコーストで刺され、現在病院で治療を受けている。シドニー北部にあるビーチのAvalon(アバロン)で発生した100人が関与した乱闘騒動で、15歳の少年が蹴られるなどの暴行行為を受け、頭部に怪我を負った。また、逮捕しようとした男の家族に暴行を加えられた警官2名が病院で治療を受けるなどした。

 

Peter Debnam(ピーター・デブナム)NSW州野党党首は、暴行事件に加え、シドニー中心部では、武器を使用した強盗やカージャック事件が発生しているとした。デブナン氏は、「過去数年にわたり、NSW州、特にシドニーにおける暴行行為が激化していることを懸念していた」と語り、NSW州政府は警察の対策の見直しを実施し、さらに多くの警官をストリートでの巡回のために配置することが不可欠だとした。

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