政治

オーストラリアの原子炉建設は10年後!?

キャンベラ26日-原子力専門委員会会長のZiggy Switkowski(ジギー・スゥイトコウスキー)氏はネットワークテンに対し、オーストラリアは約10年後に最初の原子炉を建設し、稼働させる可能性があると語った。

先週発表された原子力エネルギーに関する調査報告書は、2050年までに25の原子炉がオーストラリア電力の3分の1を産出することになると結論付けている。また、同報告書では、原子炉は主として東海岸沿いの居住地域周辺に建設される必要があるとしている。スゥイトコウスキー氏は、オーストラリアが10年後に原子炉を建設する可能性を示唆する一方、現実的には15年ぐらいの期間を要するだろうとした。その後、数十年をかけて、システムを国内各地で効率よく稼働させるために必要な原子力のインフラストラクチャーを構築する必要性があるという。しかし、石炭などと比較した場合、当面の間は原子力がベースロード電源としての競争力を有することはないことから、温室効果ガスの削減に関する規制方針が導入されるといった、政府による強制的な変更がなされない限り、原子力への投資を敬遠する電気事業者は多いだろうと、同氏は語る。

Kim Beazley(キム・ビーズリー)野党党首は、オーストラリア国民の大多数がジョン・ハワード首相の原子力推進政策に賛同しておらず、次期選挙で原子力に関する国民投票が実施されるのは間違いないとした。同野党党首は、「ジョン・ハワードが選出されれば、25の原子炉が建設され、オーストラリア各地がゴミ捨て場となるのは確実」と語った。

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