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ラッド首相、移民政策の変更の必要性を示唆

   【キャンベラ22日AAP】現在の技術者不足問題を解決するために、ケビン・ラッド首相は移民政策の変更が必要となる可能性があると語った。

   22日にWA州のカラサで鉱業関係の政府役員と会った後、ラッド首相は、新しい労働党政府には経済のさらなる成長のための堅固な基盤を作り上げていくために大きな3つの目標があると語った。目標の第1番目は、大幅な財政黒字を着実に継続させていくこと、2番目は、将来的な技術者の供給問題に政府がしっかりと計画的に取り組んでいくこと、目標の3本柱の最後として、インフラの整備が挙げられた。

   同首相は、連邦政府は産業界や州および準州政府と密接に協力し合って、国に必要とされる技術者を確保するための長期的な計画を確実に打ち立てていく必要があると述べ、「国内経済に必要とされる技術者を確保するために、技術取得や訓練にさらなる投資を行うのに加え、移民プログラムとの調整もありえる」と説明した。

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