文化・芸能

クロコダイル・ダンディーのポール・ホーガン、脱税疑惑で税務局と対決

 【メルボルン27日AAP】クロコダイル・ダンディーで世界的に有名なポール・ホーガン氏(68)は今後、巨額の脱税疑惑をめぐり、オーストラリア税務局(ATO)と全面対決をする構えをみせた。

 ホーガン氏は27日に放送されたナイン・ネットワークの番組、「シックスティー・ミニッツ」でATOに対して挑戦的なメッセージを送った。ホーガン氏は「余計なお世話だ。私がどこで金を稼いで、どう処理しようと私の勝手ではないか」と主張。

 ATOが実施した「オペレーション・ウィッケンビー」では、ホーガン氏は海外の非課税地域で映画の印税数千万ドルを脱税したとして調査された。同プロジェクトで、31万8000ドルを脱税した罪で音楽家のグレン・ウィートリー被告がすでに15カ月の禁固刑を受けた。

 ATOは現在、ホーガン氏が公開していない課税所得に関する情報を追求するため、米国内国歳入庁の協力を求めている。カリフォルニアのサンタバーバラの自宅で、ホーガン氏は「何も心配していない。全力で戦う準備はできている」と語った。ホーガン氏は、脱税疑惑を否定した。

この記事をシェアする

その他のオーストラリアニュース記事はこちら