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職場での死亡事故 企業と責任者に20万ドルの罰金

 【メルボルン15日AAP】2006年8月にメルボルン北部郊外のエピングにあるマニュマティック産業で排気管を製造していたフランク・グリマさん(55)が勤務中に機械を使用していた際に死亡した件で、VIC州郡裁判所はマニュマティック産業とその責任者に対し、総額20万ドルの罰金刑を言い渡した。

 グリマさんは機械に前かがみになり、その中を点検していたところ、頭部を激しく打ち付けた。事故発生時、機械の主要安全機能は正常に作動していなかったという。

 マニュマティック産業は、安全な職場の提供および維持を怠った罪で有罪判決を受けた。また、管理責任者のスタンリー・ガスリー被告は、グリマさんに対し訓練、監督、指示の提供を怠ったとし、10万ドルの罰金刑を受けた。

 2004年VIC州労働安全衛生法のもと、職場での死亡事故で責任者が有罪判決を受けるのは初めて。

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