文化・芸能

AC/DC創設のM・ヤング氏が死去

【シドニー19日AAP】   オーストラリアの人気ロックバンド、AC/DC創設者のマルコム・ヤングさんが18日、家族が見守るなか死去した。享年64歳。音楽仲間らは、「史上最高のリズム・ギタリスト」とヤングさんについて語る。

同じくオーストラリア出身でロック歌手のジミー・バーンズさんは、「音楽にとって悲しい日だ」とツイートした。カントリーミュージック歌手のキース・アーバンさんもヤングさんの才能を称え、「創造的刺激を永遠に与え続けてくれた」と感謝した。

ヤングさんは1973年、弟のアンガスさんとともにシドニーで同バンドを結成。国内外で人気を確立し、アルバム「バック・イン・ブラック」は世界で2番目に多いおよそ5000万枚を売り上げた。ヤングさんは2014年、アルバム「ロック・オア・バスト」のプロモーション中に認知症を患って脱退。後任には甥のスティービーさんが加わった。

アンガスさんは同バンドのフェイスブックで、「兄との絆はユニークでとても特別なものだ」とコメントした。

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