国際

日豪自由貿易協定 発効から3年に

【キャンベラ16日AAP】   ターンブル連邦首相の日本訪問前夜、日豪が自由貿易協定を発効して丸3年となる。4月にはさらなる関税カットが予定されている。

シオボ貿易相によると、現在、オーストラリアから日本への輸出品の97%に非課税または特恵関税率が適用されているという。昨年1~9月期ではちみつの輸出は66.1%増、ワインは52.6%増、冷凍牛肉は32%増だった。

環太平洋経済連携協定(TPP)の方向性がいまだ未確定のなか、ターンブル首相と日本の安倍首相は勝者となった。昨年11月にベトナムで開かれたアジア太平洋経済協力(APEC)首脳会議で、米国抜きでTPPを推し進めるとみられたが、土壇場になってカナダも参加しない意向を示した。

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