政治

渦中のジョイス副首相 辞任の意向示す

【キャンベラ23日AAP】  連邦政府のバーナビー・ジョイス副首相は23日、今月26日午前8時に開かれる党会議において、国民党の党首を正式に辞任する意向を明らかにした。同副首相は、元職員との不倫関係が今月初めに発覚した後、党内から辞任を求める声が高まっていた。

 

ジョイス副首相は辞意を示すとともに、半月近くにわたり色々な申し立てが行われて来たが、これらのいずれも裏付けがなされていないと指摘した。同副首相は、元職員と不倫関係となり、同職員に他の議員事務所での仕事を紹介したことなどに批判が集まっている。また、元職員は現在、妊娠していることが分かっている。

 

ジョイス副首相は、辞任について「現在の不協和音は片付けられるべき」との考えを示した上で、「議会での議席を維持するため、可能な限り同僚議員を支援していきたい」と述べ、辞任を求めた党内の議員を反撃するつもりはないと話した。また、特定の議員を次の党首として推薦することもないとしている。

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