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米朝首脳会談 豪は“慎重かつ楽観的”

【キャンベラ13日AAP】   シンガポールで行われた史上初の米朝首脳会談を経て、オーストラリアは「北朝鮮が核兵器を廃棄するときが本当の歴史的な日となる」との見方を示す。

米国のトランプ大統領と北朝鮮の金委員長は12日、朝鮮半島の完全非核化に向けて取り組む方向で一致した。トランプ大統領は、毎年行われる韓国との共同軍事演習をやめるとして、「韓国に駐留する米兵3万2,000人の引き揚げを望む」と話した。

会談についてビショップ外相は、「明るい進展」としたうえで、「非核化の検証にどんな支援ができるか検討している」と述べた。野党労働党のウォング影の外相も、「非核化が確認できるまで、北朝鮮に対する国際制裁をやめるべきでない」と声明で述べ、慎重な姿勢を見せた。オーストラリアは2006年から北朝鮮への制裁を行っている。

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