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海水温上昇により魚群分布が大幅に変化

【ブリスベン17日AAP】   連邦科学産業研究機構(CSIRO)は17日、気候変動の影響でオーストラリアの海洋生態系で海水温が上昇したことを受けて、魚群の分布が大幅に変化していることを示唆する調査を発表した。

調査では、熱帯魚群の生息域が南下していることをはじめ、通常、TAS州と豪州本土の間にあるバス海峡の北側を生息域するウニ類も南下し、ほかの魚類の生息域となる昆布藻場に侵入していることが発覚。また、海水温上昇が加速するなか、多くの海洋生物は既に絶滅しているという。調査の主導者は、魚群の分布が変化すると、新たな漁場ができるなどのメリットもあり得るが、植物連鎖や魚介類の生息域への長期的な影響について、懸念が広がっていると指摘した。

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