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クリケット界の伝説、グレイグ氏が死去

【シドニー29日AAP】   英国クリケットチームの元キャプテンで名解説者のトニー・グレイグ氏が29日、心臓発作が原因で、シドニーの病院で死亡した。享年66歳。ギラード首相とアボット野党党首は同氏の功績をたたえ、哀悼の意を表した。

グレイグ氏は南アフリカ生まれ。英国で活躍した後、オーストラリアに移住した。生存中、クリケット界で物議を醸しだす事件も起こしたが、その独特な語り口に人気があった。

同氏死去の知らせを聞いた首相は声明文の中で、「素晴らしい万能選手で、野心的な国代表(チーム)のキャプテンであり、権威ある解説者だったグレイグ氏に匹敵する人物はほとんどいない」とし、「オーストラリアはスポーツ界のアイコン的な声のひとつを失った」と述べた。一方、野党党首は「オーストラリアのレジェンド」だったと同氏の功績をたたえた。

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