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心臓病 依然として死因トップ

【キャンベラ17日AAP】   オーストラリア健康福祉研究所(AIHW)が発表した最新データによると、国内の死因トップは依然として心臓病だ。続いて認知症がじわじわと増加している。

2017年、冠動脈性心臓病で1万8,590人が死亡した。前年は1万9,077人。アルツハイマー病を含む認知症による死亡は、1万3,126人から1万3,729人に増加。このうち女性が8,800人以上を占めた。次に、脳卒中と脳血管障害、肺がん、慢性閉塞性肺疾患が続いた。

2017年の国内の総死亡者数は16万909人。人口10万人当たり529人に相当する。1907年以降、全体の死亡率は男性が72%減、女性も76%減少した。

全体の平均余命も上昇している。2015~2017年に生まれた男児は80.5歳、女児は84.6歳と見積もられる。一方、先住民およびトレス海峡諸島出身者と残りの国民では、平均余命の差が相変わらず大きい。先住民らの平均余命は男性で8.6年、女性は7.8年少ないと見積もられる。

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