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気候変動デモ 国内で高校生らが訴え

【シドニー20日AAP】  シドニーとブリスベンを中心に20日、高校生たちによる気候変動対策を求めるデモ行進が行われた。一部の道路が封鎖されるなどの影響が出たもよう。デモ行進は国内の110の都市や地域で数万人が参加し、2030年までに二酸化炭素排出量ゼロを達成することや、再生可能エネルギーへの100%の移行を求めた。

 

行進イベントを主催したのはグローバル・ストライク・フォー・クライメット(Global Strike 4 Climate)で、来週、米国ニューヨークの国連本部に気候変動対策を求める活動のリーダーたちが集まる会議の開催を前に、世界各国・各地で実施したもの。

 

シドニーでは5万人以上の参加者がマッコリーストリートからハイドパークまでを歩いた。行進に参加したフォートストリート高校のダニエルさん(15)は、若者は現状に満足していないとした上で、「若者たちが投票権を得れば、現職の政治家たちが権力を握るのも長くないかもしれない」と話した。

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