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中国人一家5人殺害 弁護人が無罪主張

【シドニー12日AAP】   シドニー北西部で2009年に発生した子ども2人を含む中国人一家5人殺害に関する公判が始まった。12日の審問で被告の弁護人は、「これまで全く犯罪歴のない男がどうやって5人も殺害できるのか」と述べ、無罪を主張した。

この事件が発生したのは2009年7月18日、エッピングの住宅で、ミン・リンさん(45)と妻、息子2人、妻の妹の計5人が殺害されているのが発見された。2010年5月、リンさんの義弟であるリアン・ビン・シェ容疑者が逮捕されたが、容疑を否認している。

12日の審問でシェ被告の弁護人は、5人を無惨な形で殺害することは1人でできることではない点や、2010年に3カ月かけて警察がシェ夫妻を監視していた時にも特に不審な点はなかったことなど、事件に関して疑問となっている部分について触れ、細身のシェ被告が、大型ハンマーを使って殺害できるはずがないと主張した。

さらに弁護人は、殺害されたリン夫妻の新聞店の経営が不調であったことや、新聞店の経営だけでいかにしてリン夫妻は財産を築くことができたのかと述べ、被害者の生活に不審な点があったのではないかと話した。

公判は引き続き行われる。

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