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ウイルス性胃腸炎が急増 NSW

【シドニー17日AAP】   12月に入り、NSW州各地の保育所や病院の救急科でウイルス性胃腸炎が急増している。州保健局は、手洗いの励行や具合の悪い人に外出を控えるよう呼びかける。

12月初旬から17日にかけて、86か所の保育所でウイルス性胃腸炎が報告された。通常は1か月で20か所ほど。子どもおよそ550人、職員140人が感染した。ウイルス性胃腸炎で病院の救急科を訪れた患者数も、先週だけで2,557人に急増している。このうち4分の1近くが5歳未満の幼児で、644人が入院した。

州保健局のケイラ・グラスゴウ氏は、「クリスマスを間近に控え、手洗いを頻繁に行って感染を防ぐのが重要だ」「調理や食事の前に、石鹸と流水で少なくとも10秒間手を洗うこと。トイレやおむつ替え後、下痢や嘔吐患者の世話をした後もよく手を洗うこと」と警告した。

症状は吐き気や嘔吐、下痢、発熱、腹痛、頭痛、筋肉痛など。症状が出るまでに最長で3日かかり、その後1~2日続く。

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