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オーストラリア宇宙局 アデレードで発足

【アデレード19日AAP】  オーストラリア宇宙局が19日、アデレードで正式に発足し、連邦政府のモリソン首相などが開局式に出席した。世界規模で進められる宇宙経済開発への参入と宇宙経済市場のシェア拡大を目指す。

 

同局では、国際スペースステーションに滞在する宇宙飛行士たちと、ライブでやり取りすることが可能なミッションコントロールセンターやスペースディスカバリーセンターが一年以内に完成する見通しだ。モリソン首相は「宇宙開発を通じ、地球上の人間の暮らしを改善するほか、経済発展や雇用創出などにもつながる」と話した。

 

また、連邦政府のアンドリュース産業科学技術相は、2030年までに宇宙開発産業を現在の3倍の規模に拡大させたいとしており、アデレードの新しい観光名所となることを期待していると述べた。新たに2万人の雇用を見込んでおり、国内での市場価値は120億ドルに上るとみられている。

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