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賃金上昇率ほぼ横ばい 続く見込み

【キャンベラ19日AAP】  オーストラリア国内では、昨年第4四半期(10~12月)の賃金上昇率が民間セクターで0.5%となり、2012年以降で初めて公共セクターを抜いたことが、豪政府統計局(ASB)の調べで分かった。公共セクターの上昇率は0.4%だった。

 

業界別では情報、メディア、テレコミュニケーション・サービスの年間賃金成長率が1.6%だったほか、医療や福祉が3.1%増となった。ただ、成長率の伸びは依然として鈍く、年内はこのまま緩やかな傾向が続くと予想される。

 

州別では、VIC州が年間で成長率が2.7%と最高だった一方、WA州は1.7%にとどまり6四半期連続で最下位だった。BIS多くスフォードのエコノミスト、ハンター氏は「成長が鈍いということは、依然として経済に活気が足りないことを示している」と述べた。

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