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喫煙意識調査 タバコ会社データ利用か

【メルボルン20日AAP】  VIC州内に住む子どもを対象に実施された喫煙に関する意識調査の結果を、タバコ会社が入手しようとしていることが分かった。マーケティングに利用するのが目的とみられている。

タバコ製造販売大手のブリティッシュ・アメリカン・タバコ・オーストラリア(BATA)は情報公開法を利用してVIC州キャンサー・カウンシルのデータベースにアクセスしようとしているという。

同カウンシルのトッド・ハーパーCEOは、「誰が情報にアクセス出来て、何のために利用するのか把握できなくなるのを懸念している」と述べた。また、連邦のナッシュ副保健相は、「若者から集められた情報を若者へのタバコ販売量増加のために利用するのであれば大変遺憾だ」と述べた。

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