政治

酒瓶に飲み過ぎ警告ラベル導入 政府が検討

【ACT19日】  国内で飲酒による健康被害が拡大するなか、酒瓶にもタバコの箱に貼られているのと同様に警告ラベルが印刷される可能性が出てきた。

現在、オーストラリア医師会(AMA)や王立オーストラリア一般開業医学会(RACGP)を含む保健医療団体は、連邦の保健当局に対し、飲酒による重い健康被害への対策を講じるよう求めており、連邦政府は有識者などから助言を集めている。

豪政府統計局(ABS)によると、2021年~22年にかけて国内におけるアルコールによる死亡率は9.1%上昇したことが分かっている。

AMAのスティーブ・ロブソン会長は、過剰飲酒のリスクを警告するための「抜本的な対策」が必要との見解を示し、「自主規制は機能しておらず、アルコールの過剰摂取によってもたらされる健康、社会、経済への弊害に取り組む方策が必要だ」と話した。

ある保健促進団体が1,004人を対象に行った調査によると、全体の78%がワインボトルやビール缶に警告を貼り付けることに賛成した。一方、10%はすべての変更に反対した。

 

ソース:news.com.au-Health groups call for graphic warning labels on alcoholic beverages

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