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アジア・欧州からの帰国者はカメムシに注意を

【NSW18日】   先立ってアジアからNSW州に帰国した旅行者の荷物から、カメムシが発見された。国内農業を脅かすリスクがあるとして、欧州およびアジアからの帰国者を対象に緊急で警告が出された。

アジアからNSW州に帰国した旅行者のズボンの中から、カメムシが発見された。同州第一次産業省(DPI)が検査したところ、茶色の大理石模様のカメムシとわかった。

同州で2018年8月以降カメムシは確認されていないが、大量発生すれば管理が難しく、費用も莫大だ。カメムシは農薬で簡単に除去できず、りんごや桃、ラズベリー、とうもろこし、インゲン豆、ピーマンやトマトなど300種以上の野菜や果物を食する。

成虫は長さ12~17ミリ、幅7~10ミリで5セント硬貨程度の大きさ。まだらな茶色で、触覚と足、胴の横に白い線がある。危険を感じると、アンモニアや硫黄のような悪臭を発生する。カメムシは冬眠するため、9月から4月にかけて北半球で旅行者の荷物などに紛れ込む。

発見した場合はカメムシの生死にかかわらず、NSW州の外来植物・害虫ホットライン(1800 084 881)に連絡を。

ソース:news.com.au – Australian travellers warned of stowaway brown stink bugs

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