政治

2025年連邦選挙: 労働党が2期目の勝利へ

【ACT3日】   3日に行われた総選挙は、アルバニージー政権が2期目を勝ち取り、労働党の勝利となった。アルバニージー連邦首相は、労働党党首として2004年以来初めて連勝を達成し、85議席という予想外の過半数を確保した。

スカイ・ニュースの選挙アナリスト、トム・コネル氏は「この世界的に不透明な時期、国民は楽観主義と決断力を選択した。労オーストラリア流のやり方でこの課題に立ち向かい、より良く、より強い未来を築くために労働党が選ばれたと言える」と述べた。

労働党の勝利は、生活費の圧迫をめぐり激しく討論された選挙戦の後にもたらされた。労働党は選挙戦を通じて、賃金上昇とインフレ率低下などの経済政策を強調していた。一方で、対抗する野党・自由党のダットン党首は、数十万人の公務員の在宅勤務制度の廃止や4万人以上の公務員削減という主要な節約計画は批判を浴び、専門家たちから国家安全保障や保守連合が手をつけないと約束していたその他の重要なサービスに切り込まなければ不可能だとの指摘を受けていた。

35日間にわたる選挙戦で、労働党はメディケアに数十億ドルの予算を投入し一括請求率の引き上げ、より多くの住宅建設に注力し国民の不動産購入を促すことを約束していた。
今回の総選挙の投票率は好調で、特にメルボルンでは早期投票が多かったにも関わらず、投票所には長蛇の列ができていた。

 

.ソース: News.com.au – Federal Election 2025: Labor wins second term

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