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高速道路に金属破片散乱で車両数百台パンク シドニー北

【NSW7日】   先週、シドニー北の高速道路M1でトラックから金属の破片が大量にこぼれ落ち、車両数百台のタイヤがパンクして大渋滞を引き起こした。今週、影響を受けた市民が同社や保険会社らと直接やり取りできる場が持たれる。

2日早朝、M1のオリンバからマウント・ホワイトにかけた長さ30キロメートルの地帯で、金属の廃材を乗せたトラックから破片750キログラムが高速道路にこぼれ落ちた。多数車両のパンクを引き起こし、数時間にわたってM1は閉鎖された。

トラックを所有するNJアシュトン・グループには保険請求のメール800~900通が寄せられ、これまでに620件が処理された。9日午前11時から午後1時半、ピーツ・リッジのカフェ「47オークス」でバーベキューとコーヒーを振る舞い、影響を受けた市民が同社、保険会社、ドライバーと直接話す場が設けられる。同社ジェネラルマネージャーのダニエル・ファルコナー氏は2GBラジオで、「理解を得ようと感謝するわけではない。被害者と向かい合う。来てほしい」「運転手も非常に申し訳なく思っている」と深く謝罪した。

散乱した金属の破片は細かく、スイーパー車で道路を掃くレベルではない。磁気装置を使って道路に埋まった破片を取り除く作業が続く。

NSW州のトーマス・バーンズ警視代理は、「ホイールやタイヤが損傷した車両数を考慮すると、死亡事故やけががなかったのは非常に幸運だ」と述べた。

ソース:news.com.au- Hefty bill for M1 motorway metal shard spill after hundreds of punctured tyres

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