【ACT13日】 国内の学校で出席率が下がり続けている。昨年はパンデミック前のレベル以下に下がった。
カリキュラム評価報告機関(ACARA)によると、昨年、全国の小学校とハイスクールの出席率は88.3パーセントで前年比をわずかに下がった。一方、公立校、カソリック校、私立の独立校を合わせ、少なくとも90パーセント以上授業に参加する生徒の割合は59.8パーセントに留まった。パンデミック前2019年の74.9パーセントから大きく減少した。
出席率は各州で異なり、大都市は地方よりも出席率が高い傾向にある。先住民およびトレス海峡諸島民と非先住民の生徒間で大きな差もあるが、この差は0.7パーセント狭まった。
教育省広報官は「学校を1日休むたびに、学びが1日失われる」と述べた。
出席率の低下の要因にパンデミックも考えられるが、過去10年間で全国的に出席率が下がる傾向にあった。出席率の急激な低下に、不安や心配による不眠、メンタルヘルス低下、食糧や住宅に関する不安、通学手段、友人関係など複数の要因が考えられる。
ソース:news.com.au -‘Trending downwards’: Shock as school attendance drops below pre-Covid levels